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セイロンティーとは?スリランカ産の紅茶!人気の5種類を紹介

紅茶の茶葉
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「紅茶店でよく聞く”セイロンティー”ってどんな紅茶なのかな」と思ったことはありませんか?

セイロンティーとは、スリランカ(旧国名:セイロン)で採れる紅茶を意味する言葉です。

紅茶ファンブログ【あっさむ】では、セイロンティーの中でも人気の5種類を紹介します。

それでは栽培地域の標高による3つの区分について、それぞれの特徴を詳しくみていきましょう。

セイロンティーは、スリランカで採れる紅茶

まずセイロンティーとは、紅茶の有名な産地”スリランカ”で採れる紅茶のことです。

スリランカの地図と5種類の紅茶(ウバ・ヌワラエリア・ディンブラ・キャンディ・ルフナ)

地域によって寒暖差が異なるスリランカでは、こちらの5種類の紅茶が栽培されていますよ。

セイロンティー:5種類
  1. ウバ
  2. ディンブラ
  3. ヌワラエリヤ
  4. キャンディ
  5. ルフナ

セイロンティーには、標高による3つの区分がある!

またセイロンティーには、茶葉を栽培する地域の標高差による3つの区分があります。

セイロンティーの3つの区分
  1. 高地産:ハイグロウンティー
  2. 中地産:ミディアムグロウンティー
  3. 低地産:ローグロウンティー

続いてそれぞれの地域で採れる代表的な5種類の紅茶について、詳しく説明しましょう。

セイロンティー①【高地産の紅茶】3種類のハイグロウンティー

まず紹介するのは、標高1200m以上の地域で栽培される「ハイグロウンティー」です。

高地産と呼ばれるこの地域では、昼夜の寒暖差が激しいため香りのよい紅茶が育ちます。

セイロンティーとは、スリランカで育った紅茶のことをいいます。

そのため日本に輸入されるセイロンティーは、ハイグロウンティーが多いです。

例えばこの地域で採れる紅茶には、こちらの3種類があります。

代表的なハイグロウンティー
  • ウバ
  • ディンブラ
  • ヌワラエリア

世界三大紅茶の「ウバ」

セイロンティーの「ウバ」は世界三大紅茶の1つで、スーッとする香りが特徴的。

セイロンティーには、世界三大紅茶の1つ「ウバ」がある。

特に爽快な渋みとコクはウバ独自の魅力であり、明るい深紅色の水色すいしょくがとても美しいです。

そのため紅茶の飲み方はストレートティーもしくは、ミルクティーがよく合います。

詳しくは、「ウバ紅茶ってどんな味?スーッとする爽快感が特徴の世界三大紅茶」をご覧ください。

オールマイティー「ディンブラ」

またディンブラ地区で採れる「ディンブラ」は、クセのない味わいが魅力です。

オールマイティなセイロンティーとは、「ディンブラ紅茶」のこと。

そのためイングリッシュブレックファストなど、ブレンドティーの茶葉によく使われます。

またレモンティーミルクティーなど、飲み方を自由に選べるところも人気の理由。

ディンブラ紅茶は、「ディンブラとは?味と香りのバランスが良いスリランカ産の紅茶!」にて詳しく解説しています。

緑茶のような「ヌワラエリア」

さらにヌワラエリアで採れる茶葉は、上品な渋みと柔らかいコクが特徴です。

ヌワラエリアは涼しくて快適。紅茶の水色は薄く、和菓子に合う。

水色は淡いオレンジ色で、緑茶に似た香りを楽しむためにもストレートティーがオススメ。

またイギリス人の避暑地として栄えており、「リトルイングランド」とも呼ばれる地域です。

そしてサートーマスリプトンの商品は、ディンブラやヌワラエリヤなどの紅茶が味わえます。

セイロンティー②【中地産の紅茶】1種類のミディアムグロウンティー

続いて標高600~1200mの地域で採れる紅茶を、ミディアムグロウンティーと呼びます。

そして代表的な生産地は、スリランカの古都である「キャンディ地区」です。

セイロンティーの中地で採れる「キャンディ茶葉」は、ブレンドティーに重宝される。

スリランカのキャンディは街全体が世界遺産に登録されており、観光地にも人気があります。

また木の後ろに見える白い建物が、釈迦の歯を祀る寺「仏歯寺」ですよ。

世界遺産「仏歯寺」
代表的なミディアムグロウンティー
  • キャンディ

クセが少ない「キャンディ」

キャンディ」はマイルドでクセが少ない味で、ブレンドティーに使われることが多いです。

そのため好きな飲み方ができるから紅茶だからこそ、レモンティーやアイスティーにオススメ。

キャンディのストレートティー

また水色は明るい赤みがかった橙色であり、奥行きのある風味や香りが楽しめます。

セイロンティー③【低地産の紅茶】1種類のローグロウンティー

さらに標高600m以下の地域で採れる紅茶を、ローグロウンティーと呼びます。

こちらの地域では、スリランカ語で「南」を意味する”ルフナ”という紅茶が有名です。

代表的なローグロウンティー
  • ルフナ

水色が濃く甘い「ルフナ」

ルフナ」は濃厚なコクと甘みがあり、特に中東で人気の紅茶です。

水色は濃い赤褐色をしていて、渋みが少なくサッパリとしています。

特にミルクティーにすることによって、独自の甘い香りが楽しめるようになりますよ。

例えばカレルチャペック紅茶店の「ミルクキャラメル」には、ルフナ茶葉が使われています。

5種類のセイロンティーに合う紅茶の飲み方

また上記で紹介した5種類のセイロンティーは、それぞれの特徴に合う飲み方があります。

  1. ストレートティー…ディンブラ、ヌワラエリア
  2. レモンティー…キャンディ
  3. ミルクティー…ウバ、ルフナ
セイロンティーのディンブラやヌワラエリヤは、ストレートティーが合う!

ストレートティー:ヌワラエリア

まずストレートティーなら、ほどよい渋みが楽しめる「ヌワラエリア」がオススメ。

他にも「ディンブラ」はクセが少ない紅茶なので、そのまま飲んでも美味しいです。

ストレートティーの美味しいいれ方は、「ストレートティーの魅力に迫る!相性の良い紅茶やお菓子とは?」をご覧ください。

レモンティー:キャンディ

そしてレモンティーには、ミディアムグロウンティーの「キャンディ」がよく合います。

水色が美しく白濁りしにくい品種なので、アイスティーにするのも良いですよー。

氷がいっぱい入ったアイスティー

ミルクティー:ウバ・ルフナ

さらにミルクティーが好きな方は、世界三大紅茶の1つである「ウバ」がオススメ。

濃厚なコクと紅茶らしい爽やかな香りが、ミルクティーによく合います。

またローグロウンティーの「ルフナ」も水色が濃いので、ミルクティーに向く人気の品種です。

まとめ:個性豊かな5種類の紅茶、セイロンティーを味わおう!

【あっさむ】では、日本でも人気のセイロンティー5種類を紹介しました。

代表的なセイロンティー5種類
  1. ウバ
  2. ディンブラ
  3. ヌワラエリア
  4. キャンディ
  5. ルフナ

中でも紅茶アドバイザーのmeowbowがオススメするのは、「ディンブラ」茶葉です。

飲み方を選ばないオールマイティーな紅茶であり、さらに香りがとっても魅力的なのです。

ぜひ一度個性豊かな味が特徴のスリランカの紅茶、”セイロンティー”を試してみて下さいね。

英語のスペルや紅茶の名前を一覧で知りたい方は、「【保存版】紅茶40種類のまとめ一覧表!英語のスペルと産地も!」をご覧ください。

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この記事を書いた人
meowbow

運営者・執筆者のmeowbow(みゃうばう)です!
2022年よりWebライターの活動を開始し、3年目に突入。
通算執筆数は200記事以上になり、毎日楽しく物書きをしています。
保有資格:JSFCA 日本安全食料料理協会認定「紅茶アドバイザー」

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