「ケニア紅茶」とは、アフリカ大陸東部のケニアで生産される高品質な紅茶のこと。
最適な環境と近代技術を背景に、茶葉の生産量が特に増加している注目の品種です!
なんと2022年のランキングでは中国・インドに次いで、世界第3位の生産量を誇るまでに成長。
そのすっきりとした味わいは、ストレートからミルクティーまで幅広い飲み方が楽しめますよ。
ケニア紅茶の特徴とは?味や香り・水色を紹介!
ではさっそく、ケニア紅茶の味や香り・水色の特徴を、詳しくみていきましょう。
1.マイルドな味わいとすっきりした後味が魅力
まずケニア紅茶の味わいは、マイルドでクセが少なく飲みやすいところが特徴。
イギリスの好みに合わせて作った茶葉なので、力強さがありながらも軽い渋みがあります。
さらにしっかりしたコクと風味があり、リフレッシュしたいときにぴったりな紅茶です。
2.ケニア紅茶の水色は、明るいオレンジ色
そしてケニア紅茶の特徴といえば、その美しい水色(すいしょく)にも注目!
特に産地や季節によって変わる赤やオレンジの水色は、鮮やかな明るさが素敵です。
そのためストレートティーやミルクティーなど、飲み方を選ばないのも人気の秘訣。
3.ティーバッグ用やブレンドティーに使われる
またケニアでは近代的な栽培技術により、茶葉の供給量が安定しています。
だからこそティーバッグやブレンド用の茶葉として、多くの紅茶ブランドに採用。
例えばリプトンのイエローラベルやリントンズのゴールドにも、使われていますよ。
ケニア紅茶の栽培地域や歴史について
次にケニア紅茶の生産地や歴史について、詳しく解説していきましょう。
1.茶葉の栽培地域
まずケニアで採れる茶葉は、平均標高2,000mの高地で栽培されます。
年間降雨量も1,500mm以上と多く、赤道直下の涼しい気候が紅茶の栽培に最適です。
そのため1年中安定した品質の茶葉が生産され、季節によるばらつきが少ないことも魅力。
2.茶葉の生産方法
さらに茶葉の生産方法は、ティーバッグ向きのCTC製法(Cut, Tear, Curl)が主流です。
CTC製法で作った丸型の茶葉は抽出性が高いため、短時間で美味しい紅茶が入ります。
忙しい毎日の中で、美味しい紅茶がすぐに楽しめるのは嬉しいですよね。
3.紅茶栽培の歴史
またケニアでは、1900年代に茶園を作ったことから、茶葉の栽培が始まりました。
そして1920年にイギリスの植民地となり、プランテーションにて栽培規模が急拡大します。
ちなみにプランテーションとは、ヨーロッパの国々が植民地で経営した大規模な農業のこと。
さらに今では生産量ランキングで、中国・インドに次ぐ世界3位に入るほど成長したのです。
◇2022年 世界の茶生産量 ランキング◇
ランキング | 茶の生産量(国) |
---|---|
1位 | 中国 |
2位 | インド |
3位 | ケニア |
4位 | スリランカ |
5位 | トルコ |
ケニア紅茶の楽しみ方!3種類の飲み方とは?
では最後に、ケニア紅茶の美味しい飲み方を解説していきます。
1.ストレートティー
ケニア紅茶のストレートティーは、フレッシュな香りを感じられることが特徴。
特にすっきりした渋みと飲みやすさで、洋菓子や和菓子など幅広い組み合わせが楽しめます。
そのためペアリングには、サクサクのパイや生クリームを使ったお菓子がおすすめですよー。
2.ミルクティー
次にmeowbowお気に入りの飲み方は、コクのある濃厚なミルクティーです。
ケニア産の茶葉を使ってミルクティーを作ると、優しい風味と力強い味わいにうっとりします。
また時間があるときは、鍋で茶葉を煮込むロイヤルミルクティーにするのもイチオシ!
3.アイスティー
さらにケニア紅茶のアイスティーは、美しい水色を見た目からも楽しめる飲み方です。
濃い目の紅茶を氷ですぐに冷やすことによって、透明度が高いアイスティーが作れますよ。
詳しい作り方は「アイスティーの作り方!簡単にできるティーバッグを使う方法!」を参考にしてくださいね。
まとめ:ケニア紅茶の生産量は世界第3位!今後の発展にも注目したい!
紅茶ファンブログ【あっさむ】では、ケニア紅茶の特徴を詳しく紹介しました。
その魅力を簡単に表現するなら、豊かな土壌で育った高品質な茶葉が安定的に採れること。
またクセが少なく飲みやすいため、紅茶初心者から愛好家まで幅広い層に親しまれています。
ブレンドティーやティーバッグの茶葉にもよく使われるので、ぜひ試してみてくださいね。
ちなみに紅茶アドバイザーのmeowbowは、リントンズの「ゴールド」がおすすめですよー。
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